誘導結合プラズマ発光分光分析法(ICP-OES)

概要

原理

分析したい元素を含む溶液を高温(6000℃以上)のプラズマ(ArまたはN)中に噴霧し、各元素を原子化し、発光させます。

発光した光は各元素特有の波長を有しているので、これを分光し、光強度を測定することで各元素の溶液内の濃度を知ることが出来ます。(下図)

エシェル型
  • ICP-OES装置の概念図(シーケンシャル型)

    ICP-OES装置の概念図(シーケンシャル型)

装置

  • 逐次測定(シーケンシャル)型

    分光波長が自由に選択できるモノクロメータと検出器を搭載し、1元素づつ逐次測定する。

  • 多元素同時測定(マルチ)型

    分光波長を固定、検出器を配置したポリクロメータを搭載し、多元素を同時に測定する。

特徴

  • 微量から主成分分析が可能
  • 高感度分析が可能
  • 検量線のダイナミックレンジが広い(5桁以上)
  • 化学干渉が少ない

適用例

  • 鉄鋼材料 (銑鉄、炭素鋼~超合金材料)
  • 非鉄材料 (チタニウム、ジルコニウム等)
  • 酸化物 (耐火物、スラグ、鉱石、セラミックス等)
  • 抽出残渣 (非金属介在物、析出物)
  • 溶液 (排水、廃水、溶出液)
  • めっき関係 (皮膜、めっき液)
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