自然環境下での暴露試験

目的

暴露試験の目的は、材料(金属・無機材料・その他)の大気環境での耐食性、耐候性あるいは耐久性を確認するとともに、促進試験の促進度を決定する尺度を得ることです。

暴露試験の方法

  • 試験場所

    我が国は甚だしい乾燥地帯や湿潤地帯はなく、世界的に見れば日本の気象因子の変動範囲は小さいといえます。しかし、細かく見ると図1に示すように、東日本型、裏日本型、南海型、瀬戸内型、九州型、亜熱帯型に分かれています。

    当社の暴露試験場はこれらの気候区のすべてに設置されています。

  1. 大気暴露試験
    常設暴露試験所7カ所
  2. 海水・海岸暴露試験所
    常設暴露試験所2カ所
  3. その他
    常設場以外にも、あらゆる場所での暴露試験に対応いたしますので、ご気軽に相談下さい。
常設暴露試験場

図1 常設暴露試験場

  • 試験法

    日本工業規格の屋外暴露試験方法通則(JIS Z 2381)では、「原則として地域的気候が明らかで、環境汚染因子が少なく、周囲に遮蔽物がない場所で、暴露架台の設置面と試料の最下端面との間を500mm以上あけ、方位は正南面で、角度は水平から30度または45度」とされています。当社の暴露設備はこれに準拠し、更に試験片と暴露架台とが絶縁出来るように碍子または樹脂を介して試験片を架台に取り付けています。

  • 大気暴露試験

    大気暴露試験

  • 試験材料

    土木資材、建材、自動車、家庭用電化製品など屋外で使用する金属材料(鋼、ステンレス、アルミニウム合金、チタン合金等)や非金属材料(セラミック等)、高分子材料(被覆材を含む)を目的に応じた形状に加工して試験を行います。

    試験片形状

    (1)定型:~13T x 100W x 150mmL

    (2)不定形:小型・実体も可

大気暴露以外の試験

海岸近辺では海中あるいは海洋雰囲気での暴露試験も実施できます。また、温泉地や都市部、プラント近傍でも試験可能です。

  • 海岸暴露試験

    海岸暴露試験

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