塩水噴霧試験

試験片端部シール

所定の大きさに調製された試験片は、評価すべき面が他からの影響を受けないようにする必要があります。そのため端部と裏面を塗料やテープでシールします。

完全なシール性が要求されますので、細心の注意を払った作業が必要です。

試験片端部シール

塩水噴霧試験

試験片を大型塩水(5%)噴霧試験装置へ入れ、試験します。

試験面が所定の角度で並べられ、絶えず35℃の塩水の噴霧下に置かれますから、相当な加速試験になります。

写真は途中の状態を観察するために、装置を開けた状況です。

塩水噴霧試験

塗装試験片評価

塗装材は試験後、この写真のように、試験前に付けておいた切り傷の所から塗膜の膨れや錆が発生します。

したがって、この膨れや錆の状態を測定して、塗装試験片の耐久性評価とします。

塗装試験片評価

酸洗

錆の発生したものは、錆を除去して腐食量を測定します。そのため必要なのが、酸洗作業です。

低濃度の高温塩酸、硫酸し浸漬して除去しますが、長期の試験になりますと、腐食が激しくなり錆が取れにくくなりますので、手作業で丁寧に擦り落とします。

酸洗

大気曝露試験(大気暴露試験)、屋外曝露試験(屋外暴露試験)

塩水噴霧試験は室内の加速試験ですが、屋外で使用される材料の最も信頼性の高い試験は、大気曝露試験(大気暴露試験)です。

この試験も試験準備と試験後の評価は塩水噴霧試験の場合と同じ作業が必要となります。

一連の腐食試験は経験豊富な技術者がいないと成り立ちません。

大気曝露試験
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