製鉄遺跡から出土した製鉄原料と滓の分析

概要

1973年から30年余の鉄関連遺物の調査実績をもとに、遺跡から出土した製鉄関連遺物、鉄製品などの調査・解析を行います。

調査対象

1)製鉄原料(鉄鉱石、砂鉄など)、2)鉄滓、3)鉄塊、4)スラグ、5)鍛冶滓、6)鉄製品(鉄器、鉄斧、大小刀、鉄釘、など)、7)木炭、8)銅製錬滓

調査項目

1)肉眼観察、2)マクロ組織観察、3)ミクロ組織観察、4)硬さ測定、5)X線回折、6)EPMA分析、7)化学成分分析、8)耐火度測定、9)カロリー計算、など

製鉄遺跡から出土した製鉄原料と滓を、1)製鉄原料中の鉄分(FeO)、2)炉材等から供給されるSiO2および、3)原料中に存在する鉱物、の3要素に絞り、三角図表上に整理してみました。下図は、古墳時代後期~古代の初期鉄生産の事例です。このような三角図表による整理で、製鉄原料の特徴、操業温度、鉄製品種別、などの鉄生産に係わる種々の情報が得られます。

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